英会話上達のために「フレーズ暗記」は意味がない?効果がない?それともすごく便利で英語がスラスラでてくるのか?
英語の先生の中には暗記を推奨する人もいれば、暗記は無駄!と言い切る人も。
言語学者はこういっているとか、私は失敗しました・成功しました等、色々ありますよね。
英語学習方法を検索している方は一体どちら?と迷うかもしれませんが
とにかく暗記!でもないし
暗記なんて意味がない!ともいえない。
今回は、暗記することが英会話に役立つか?という答えにせまります。
まず、丸暗記して英会話をすべてこなそうとするのは極論です。
コミュニケーションの要素・リスニング力・読解力・言いたいことを状況に合わせて伝えることなどを無視しては始まらないですね。
フレーズを覚えることは、パズルピースの一つだと考えてください。
実際にフレーズを暗記することにメリットはあるのか?気になるところですが、
便利で省エネ、かつ自然な英語を使いやすいという要素はあります。
そして単純に丸暗記すれば完結するわけではなく、実際に使う訓練をしないと使い物にならないですよね。
暗記の方法や程度と目的を抑えることも大切です。
- 使える表現や言いなれない英文の形は特に注意を向ける
-
自分が使わないような自分らしくない表現は飛ばす
目標が英会話を円滑に楽しむ基礎作りなら
- 主要な言い回しや状況にあったフレーズを知る
- 文章の型を知っていて応用文がすぐ浮かぶ
- 一から文を組み立てなくても言葉を繋いでいくことができる
を目指したやり方をしていきましょう。
結局のところフレーズは便利。
そして、基本的な英文法の型を使って言いたいことは大体いえます。
暗記や暗唱だけが解決策ではなく、使い方使いどころ次第。
どこを押さえておくか?必要量をよく考えて取り入れていきましょう。
おまけ:
自分にあう英語学習方法は人それぞれなので、何が絶対良い悪いというのは言い切れません。目や耳に入る情報をうのみにせずに、自分で考えて試してください。
私自身はフレーズや決まり文句はショートカットと呼んでいて、英会話学習を始めた初期の頃にたくさん読んでいました。
ただ、暗記・暗唱したのは選ばれたものだけ。それでも英会話を円滑にするのにとても役立ったのを覚えています。
当時覚えて今でも使っているフレーズは山ほどありますし。
やみくもにフレーズ集を一冊やるというよりは、使えそうなものを「何度も目にして・声に出して・実際に使う」ことで自分のものにしていくことができます。