自分の満足いかない英語力を「日本の英語教育のせい」にするという発想
「日本人は英語ができない」「日本の英語教育はよろしくない」とか、
最後には「自分が英語ができないのは日本の英語教育のせいだ」
ということになってしまう話を時々聞きます。
世界に出てみると、「英語ができないと感じている」のも、「思うように英語ができない」のも日本人だけではありません。
本当に日本だけ特別英語教育が悪いのでしょうか?
むしろ、新しい言語を学びたいというその言語が「英語の場合」、すごく良い基礎が既にできていて、良いスタートが切れているかもしれないという考えはどうでしょうか?
実際、英語に限らずほかの言語をゼロから習得している日本人は沢山います。
言語は、自分が話せるようになりたい!というスイッチが入ってそこから学習の冒険が始まるのでスタートはある意味同じですね。
日本のように、英語がなくても問題なく生きていける環境と、カナダのケベックのように公用語がフランス語と英語の2つある国では教育も変わってきます。そんなカナダでも、フランス語圏では英語が苦手な人も多いのですから。
あるメキシコ人のお友達は、英語の学校に4年通って、ニューヨークには10年住んでいるのに英語があまり話せません。なにしろ生活は全部スペイン語でできてしまうので。
これはニューヨークに住む日本人にも見られます。
身の回りの環境や教育が助けにならないわけではありませんが、それで言語が取得できるわけでもありません。
ということは、与えられた環境に必ずしも左右されない部分があるので、そこを乗り越えていく自分という主役が大切になります。
その自分が独学でやるのか?スクールにいくのか?どんな習慣や環境をつくっていくのか?何を楽しみながらやっていくのか?
以前書いた連載記事「動ずれば日本人は英語を話せるようになるのか?」シリーズは、9本の無料記事がありますので是非読んでくださいね♡
ヒントになりますように!