一日25分で英語力を確実にアップできるトレーニング!
英語力を絶対上げたい人がスキマ時間で毎日できるトレーニング
「 海外生活ゼロからのNY」というフレーズをみて親近感を勝手に感じた、ニューヨークタイムズの上乃さんの英語勉強法をご紹介します。
著書の「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法」は、生徒さんとも使ったことがあり、日本で英語を学び話せるようになるためのヒントが得られますのでぜひ。
「アウトプットを意識した勉強が上達のカギ!」という上乃さんがおすすめするトレーニングは、一日25分でできる、スピーキング・リスニング強化プログラムです。
25分という、誰でもつくれそうな時間での学習は、一日にまとめてやっても、小分けにしても良いので、無理なく続けられますね。
実際にどんなことをするのか、3つに分けてやり方が紹介されていました。
5分でつくる「瞬発力」と「自信」
自分の1日を表現する50個の英文を作り、繰り返し音読しましょう。
びっくりするくらい瞬発力が身に付き、いざというときに肝心な一言が出てくるようになります。
50英文をベースに、主語を変える、過去形、未来形、否定文、疑問文にするなど、応用してみまよう。
自分のことを英語で言えることの大切さ
英語を勉強し続けてたどり着くのが、普通の英会話が一番難しいと感じる現実。
自分のことを英語で何でも話せるようになることが、世間話やちょっとしたカジュアルな会話が無理なくできるようになるための基礎です。
私も昔似たようなトレーニングをやりましたし、生徒さんたちも30文くらいから始めてトレーニングしていただくことがあります。
これを最初のほうのやっておくと、英語で話すときや英語日記を書くときなど、基本的なことはすぐ出てくるようになります。
基本文を作ったら、応用文も作ってアップグレードさせていくと力がつきますね。
10分で「英語らしさ」を身に付ける
聞こえてきた音を、そっくりまねる練習をすることで、スピーキングとリスニングの強化する訓練です。
1【リスニング】まずは音源を聞くだけ
2【ハミング】音に合わせて聞こえてくる英語の流れだけをなぞる
3 聞こえてきた英語に合わせて、小さな声でぼそぼそつぶやく
4 テキストを見て、音源のスピードに合わせて声に出して読む
5 英語の音をできるだけ正確にまねて発音する
6【シャドーイング】意味を理解した上で、テキストなしで音源のまねがうまくできている手応えを感じながら発声する
このトレーニングで得られること
このトレーニングは、スピーキングにもリスニングにもききます。
自分の英語レベルに合わせたものを使いましょう。
英語特有のイントネーションを体に覚えさせるためにも大切なトレーニングです。
発音が苦手なんです、という方も、イントネーションを身に着けることで通じる英語を身に着けることができますよ。
10分で「意味を理解する」精度を上げる
一語一句よく聞いて書きだすディクテーショントレーニングです。
1 3分ほどの英語音源を用意し、通しで聞いて大まかな内容を把握する
2 1文聞いたら、紙に英文を書き起こす。分かるまで繰り返し聞く
3 終わったら次の文に進む
4 何度聞いても分からない単語は、スペルを推測して英和辞書で調べる。または、文脈から判断して使われる単語の見当をつけ、和英辞書で確認
5 スクリプトを見て答え合わせをする
ディクテーションで気を付けるポイント
このトレーニングは私自身もやりましたし、生徒さんたちも宿題でほぼ毎回だされます。
何度も聞くということがポイントです。
音からは意味が想像できなかったり、よく聞き取れなくて何を言っているのかわからない?という時も、聞こえたとおりに書き出してみましょう。
ローマ字やカタカナを駆使してもよいので、聞こえた通りです。
そのあと答え合わせをする頃には、その良くわからない音が頭にインプットされているので、実際の正しい単語や文と音をシンクさせるとより本当の音に近づきます。
まとめ
25分という短い時間でも、必ず力が付くことは私も保証します。
耳をしっかり使ったり、声を出したり、時間をどこにかけるのか?
英語学習の目標が話せる英語なら、なおさら取り組んでいただきたいものです。
このトレーニングは一生やらなければならないものではないので、まず2週間、そして1か月やってみてください。
今日ご紹介した記事はこちらです↓
上乃さんの著書「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法」はこちらからどうぞ。
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